シリーズ第2戦は、スーパー耐久富士24時間レースのサポートレースとして、5/22に催された。
1.6 classは5台にエントリー。ウェットコンディションとなった予選では前戦2位の♯34竹田が、前回覇者で開幕戦も優勝の♯53水野をおよそ1.6秒も引き離すタイムでクラストップ。以下♯27野木、久々参戦の2台、♯73高橋、♯3野田の順位となった。決勝は、オープニングラップの混乱に乗じ水野が早々に竹田の背後に迫る。水野のプレッシャーを受けながらもクラストップをキープしていた竹田だったが、7周目に水野が前に出ると、そのまま僅差でゴール。2連勝となり、水野が2年連続チャンピオンも決定した。高橋が野木をかわし3位に。
1.8 classエントリーは9台。予選は3戦ぶり参戦の♯35松波がクラストップ。以下、昨年のチャンピオンで前戦2位の♯91神谷、♯55澤田と続き、前戦優勝の♯18小林は4位となる。決勝ではオープニングラップで波乱が。予選5位の♯111安田が予選6位の♯15中村と接触してしまい、後続は大混乱に。安田はペナルティが課せられた。松波は2周目のTGRコーナーまではクラストップを順位をキープするが神谷が松波をオーバーテイク。クラストップに上がる。神谷、松波、渡辺、澤田、小林の5台がワンパックとなり激しいバトルとなるが神谷が抜け出す。終わってみれば2位の小林に5秒以上の差をつけ優勝。開幕戦の1位と2位が入れ替わった結果となり、最終戦のチャンピオン争いが楽しみだ。3位に澤田、4位に渡邉、5位に松波という結果となった。
1.5CHARENGE classエントリーは6台と、一時期に比べ少々寂しい台数の現行モデルのこのクラス。予選では、前戦優勝で今回クラスPPの♯118中嶋と、前戦2位の♯38中村はほぼタイム差なく、3位以下に5秒以上もの差をつける。決勝も一騎打ちの厳しい戦いになることが予想された。決勝は、この2台の間に他クラスの車両も挟まったため、中村が中嶋の直後に着ける場面もあったものの、終始中嶋がリードし2連勝。連続2位の中村とは、最終戦で決着がつくことに。3位に♯17ヤンコバが嬉しい初入賞。
1.5OPEN class4台のエントリー。前戦総合優勝も取り、衝撃的なRSCデビュー戦を飾った♯23山本が今回もPPとなる。前回2位の♯7茂木は山本におよそ2秒の差をつけられた総合でも8番手に沈み苦しい展開か。3位は♯78赤石沢、4位♯14小倉と続く。決勝は茂木がスタートから、周回を重ねるごとに他クラスの車両をオーバーテイクし総合3番手に上がるが、この時点で総合2番手でクラストップをひた走る山本は遥か前方。結局大差をつけ山本が2連勝。茂木が連続2位で、こちらのクラスも最終戦決着に。
2.0OPEN class
開幕戦をマシントラブルで欠場した昨年チャンピオンほ♯5山崎が今年初エントリー。前戦優勝の♯77長岡との一騎打ちの恰好だが、山崎が予選決勝共に万石の走りで優勝。これでシリーズポイントは長岡、山崎が同ポイントで並んだ。