9/1の第2戦から短いインターバルを経て、9/21(土)にロードスターカップ第3戦が開催された。
一時は雨予報も出ていたが、幸運にも天気は回復し、予選決勝ともドライコンディションの中、全27のロードスターがバトルを繰り広げた。
予選:総合トップは1.8classの♯35山田。今期初参戦のベテランは、自身のマシンは後輩に貸与し、自身はレンタルのNB8に初搭乗でこの位置に。同クラスの♯91神谷、♯55澤田まではコンマ3秒以内の接戦。総合4位の2.0OPclassの♯77長岡と同クラス♯1高橋もこれまた僅差。総合9位に1.6classトップの♯76辻本。連勝中のためここで勝てばチャンピオンが決まる状況。その直後に、今回はエントリー3台でクラス成立となった1.5OPclassのトップ♯7茂木。こちらも今回クラス成立した2.0CHclassで総合16位、classトップは♯8菊池と、そのすぐ後方に♯50藤澤と両実力者が揃う。各classの中で参加台数が最も多い1.5CHclassは♯20五賀がトップを獲得。ただ1秒以内に5位までが続いており、混戦必至か。
決勝:
1.6class
辻本に連勝許すまじと♯34竹田が食らいついていく。6周目のアドバンコーナーで辻本が単独スピンし、竹田が嬉しい参戦3シーズン目でのRSC初優勝。竹田には離されたが♯73高橋も今季初表彰台。辻本は3位に。4位に♯27野木、5位に唯一のNB6車両で奮闘の♯2渡邉。
1.8class
山田はスタートを決めて4周目までトップを走行するも、5週目に神谷にかわされ、更にTGRコーナーでオーバーランし澤田にもかわされ3番手に。その後一旦は抜き返すも、最終ラップでオーバーテイクを許し3位。神谷は後続に差をつけ、久しぶりとなる堂々の優勝。4位に唯一のNA8である♯88橋本、5位に前戦のクラッシュから復活♯15中村。
1.5OPclass
トップの茂木はNA6のトップ勢の後ろにつけて徐々に♯79杉浦、♯13杉山を引き離す展開となり、終始トップの座を明け渡さず茂木が優勝。今期2勝をあげた茂木はこれでシリーズチャンピオンが確定。かつてNA6でチャンピオンに輝いて以来、NDでの参戦3年目で初のチャンピオン獲得となった。
1.5CHclass
3位、4位ときていた五賀が、覚醒したか2位を8秒以上引き離し、ベストも1人14秒台に入れての圧勝。2位にはこれまでもずっと2位の♯32原嶋。3位には連勝中だった♯103松尾が入り、ポイント争いでは有利も、最終戦でチャンピオンが決定することになる。
2.0OPclass
長岡が優勝し、2位に前戦優勝の高橋、3位に開幕戦優勝の♯19山口。ここまで全て勝者が違うclassとなった。最終戦に勝ったものがチャンピオン決定となりそうである。
2.0CHclass
序盤出遅れた菊池だったが、7周目に♯18神尊をかわし2位に上がったものの、優勝は藤澤に。このclassも次戦の勝者がチャンピオンに。
これで全4戦中の3戦を終えて、いよいよ最終戦を向けえるロードスターカップ。
シリーズチャンピオンをかけた戦いとなる最終戦は10/20(日)に開催されます。