6/25(日)、富士スピードウェイにて女性のモータースポーツ参加促進を目的に、女性だけの No.1 Raceが富士スピードウェイにて開催された。
エントリー台数は、ナンバー付のロードスター(6台)、デミオ(5台)、ヴィッツ(13台)の総計24台となっており熱いバトルが予想される。ロードスターカップに参戦するドライバーも5名が参加した。
なお、NDチャレンジクラスにエントリーしていた#41北平選手はエントリーを取り消している。
ウェット路面の中で行われ予選では、前日に行われたロードスターカップNCチャレンジ2位となった#87山本選手がポールポジションを獲得。以下、2位#7関崎選手(NCオープン)、3位#8猪爪選手(NDチャレンジ)、4位#4岩岡選手(NDチャレンジ)、5位#45加藤選手(NCチャレンジ)、6位#117小松選手(NDチャレンジ)となった。
決勝前に雨がぱらついたが、決勝開始時には雨は止み、ハーフウェットの中9周のスタートが切られた。スタートはクリーン、ホールショットはポールの山本選手。 コカコーラコーナーで、岩岡選手が加藤選手に抜かれたもののアドバンコーナーでポジションを戻す。ダンロップコーナーでは関崎選手のレイトブレーキングにより、山本選手のインを刺し1位に。ストレートに戻ってきた一団の中からスリップを利かせた加藤選手がストレートで岩岡選手を抜き4位にポジションアップ。2周目に入り、1位関崎選手と2位山本選手が後続を引き離す。5周目に入り1位関崎選手と2位山本選手のバトルが始まる。13コーナーのインを伺ったり、TGRコーナーでバトルを仕掛ける。しかし、アドバンコーナーで前を行く関崎選手に山本選手が接触、両者ストップしている間に他車に抜かれてしまう。関崎選手はここでクルマを降りリタイヤ。山本選手は、全体13番手にてレース復帰。ここでトップが猪爪選手に変わったものの加藤選手に抜かれてしまい、オーダーは加藤選手、猪爪選手、小松選手、岩岡選手、山本選手となった。ファイナルラップにてトップ集団が団子状態となる。最終パナソニックコーナーにトップで立ち上がった猪爪選手だったがストレート上にてスリップにつかれてしまう。加藤選手がスリップから抜け出しゴールラインにあともう少しのところでが抜き返して劇的な逆転優勝。2位猪爪選手との差はわずか0.083秒差だった。