ロードスターカップ 2016第5戦 NC/NDレース

9/25の特別戦から約1ヶ月経過した11/6、富士スピードウェイは秋らしい晴天に恵まれました。
NCオープンクラスおよびNCチャレンジクラスはそれぞれ4台、NDオープンクラスはちょっと寂しい1台、そしてNDチャレンジクラスは4台の参加となりました。

■予選

8時20分から20分間で行われた公式予選。各車コースイン直後にコカコーラコーナー〜アドバンコーナーまでにオイルがでて、すぐに赤旗中断となりました。オイル処理で10分のインターバルを挟み残り15分でのタイムアタックが行われました。
NC/NDレースはN1仕様のVitz(N1000)、Audi A1、N0デミオとの混走で各車の速度に差があるため、クリアラップを見つけるのが難しいようでした。

そんななか、予選終了直前にNCオープンクラスではすでにシリーズチャンピオンを決めている#8菊池選手がトップタイムを出し#1高橋選手に0.5秒差をつけてポールポジションを獲得。

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NCチャレンジクラスは#22中桐選手がトップタイム、総合でも6位につけます。2番手タイムは#70ゲルハルドウェンゼルリカートジュニア選手でしたがグリッド降格ペナルティーを受けたため、スターティンググリッでではロードスターカップ初参戦となる#80IINUMA選手の後方となりました。

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1台のみ参加となったNDオープンクラスの#9茂木選手は自らが前回の特別戦でだしたコースレコードを更新し、NCオープンクラス4台に続く総合5番手につけました。

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そして、NDチャレンジクラスの#90岡原選手もコースレコードを更新しクラストップ、総合でも8位となりました。NDチャレンジクラスでシリーズチャンピオンを狙う#21新井選手は2位、シリーズ争いをしている#3寺下選手より前のグリッドからのスタートとなりました。

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■決勝

13時50分、晴天のもと9周の決勝がスタートしました。
#1高橋選手がポールポジションからスタートの#8菊池選手をTGRコーナー(1コーナー)でオーバーテイク。NDオープンクラス#9茂木選手もコカコーラコーナーの前でNCオープンクラスのマシンを抜いて総合で4位にポジションを上げました。
3周目、#8菊池選手がTGRコーナーで#1高橋選手とのブレーキング競争に勝ちトップに躍り出ます。その後徐々に高橋選手を引き離し、今シーズン全勝のフィニッシュとなりました。

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NDオープンクラスの#9茂木選手も総合4位の順位をまもりチェッカー。
NCチャレンジクラス、#22中桐選手は6周目まではクラストップでしたが、7周目に#80IINUMA選手にパスされます。しかし8周目に#22中桐選手が抜き返し僅差でクラストップでチェッカーを受け、#80IINUMA選手はクラス2位となりました。

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シリーズチャンピオンがまだ決定していないNDチャレンジクラスでは予選クラス2番手の#21新井選手と3番手の#3寺下選手が、クラストップからスタートした#90岡原選手を3周目でそろってパス。#21新井選手、#3寺下選手、#90岡原選手の順でフィニッシュ。#21新井選手は嬉しいシリーズチャンピオンを獲得しました。

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2016年のロードスターカップNC/NDレースはこれで終了となりましたが、今年はNDロードスターの参戦が増えてきて、来年は注目のクラスになると思われます。